「あの、翊宣。後はねえ、懐杉を見るとむやみに話をしないで、彼の様子を見るとも何を言わないでいい?」
「どうした?」
和蘇は前の屋根の上においた‘永嘉会館’を書いている額を見ると、「はい、ここだ。後が分かる。」
周懐杉は思うよりすばらしくて、全く江左名門の若君の様子だ。
一方、翊宣ははっきりさせるとは言えないが、檀の木で作った椅子に座っている周懐杉は確かに彼を見ていないで、彼はただ微笑んで和蘇を迎える。彼らに腰を下ろした後、言ってもらって、「ああ~和蘇、お久しぶりです。どう?お友達を紹介してくれませんか?」
彼は和蘇という名前を知ってる?
「懐杉っか、彼は誰かと知ってるのか?」
周懐杉は急に立ち上がってお辞儀をするつもり、和蘇はぐいっと彼を引き延ばし、「ご遠慮しないでください。どうせ、正月に貴方にわざわざこっちに来させて、あまりに面倒をかけまして……」
「仲間だらか、これを言うまでもないでしょう。」
周懐杉の手はためらい、空中でちょっと触って、最後に和蘇は彼の手をしっかりと握って、彼に自分の椅子を探らせて座らせる。